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HYPER LIGHT DRIFTERの背景スクロールの美しさに惚れました

written by 砂塒雁治サトヤガンジ

 

画面の奥行

観測点が移動する際、奥の物体ほど小さく動き、手前の物体ほど大きく動く。
車窓から眺める手前の風景はどんどん後ろに遠ざかっていく。しかし、遠くに見える山はいつまでも眼前だろう。

ツクールMVでマップを制作していると、こういった表現は難しい。

今回紹介するプラグインは、この表現を可能にしてくれる神器である。

「GALV_LayerGraphics」だ。

 

ここをクリックしてプラグインをダウンロード

下図のページに飛ぶので、マーカー部分をクリックして任意の場所に保存しよう。

ダウンロードが終わったら、以下の手順での準備となる。

  1. ゲームプロジェクトのimgフォルダ内にlayers」フォルダを新規作成する。
  2. layersフォルダに、スクロールさせたい画像を置く。
  3. GALV_LayerGraphics.jsをゲームプロジェクトのjs\pluginsフォルダに置く。
  4. ツクールMVのプラグイン管理からGALV_LayerGraphicをオンにする。

OK! では、ツクールMVへGO!

 

多重スクロールを仕込む方法

 

このプラグインでレイヤー画像を表示する方法は2種類ある。

1つは、イベントのプラグインコマンドから指定する方法。
もう1つは、マップ設定のメモから指定する方法だ。

今回はマップの設定のメモから指定する方法で解説していく。

下記の例では、レイヤーを4つに分けている。多重スクロールするのはレイヤー2からレイヤー4だ。

例※

LAYER 1 sky 0 0 255 0 0 0 0

LAYER 2 mountain_b 0 0 255 0 3 0 0

LAYER 3 mountain_f 0 0 255 0 8 0 0

LAYER 4 trees_ac 0 0 255 5 10 0 0

表を見ながら、何を指定しているのかを把握していこう。

LAYER 4 trees_ac 0 0 255 5 10 0 0 ※パラメータの間は、半角スペース

パラメーター 意味
LAYER レイヤー プラグインのキーワード。この文字は必ず必要。
ID ID レイヤー画像自体のID。任意の数字を割り当ててよい。
GRAPHIC レイヤー画像名 layersフォルダにある画像ファイル名。
XSPEED 横速度 レイヤー画像の水平移動の速度。プレイヤーが止まっていても動く。
YSPEED 縦速度 レイヤー画像の垂直移動の速度。プレイヤーが止まっていても動く。
OPACITY 透明度 レイヤー画像の透明度。0で透明。255で不透明。
Z 優先順位 レイヤー画像の重なり位置。0が一番下。5がキャラクターの上。
XSHIFT 横移動 画面の宇動きに合わせた、レイヤー画像の水平方向の動き。プレイヤーが止まっていると動かない。
YSHIFT 縦移動 画面の宇動きに合わせた、レイヤー画像の垂直方向の動き。プレイヤーが止まっていると動かない。
BLEND 画像合成の方法 ブレンドモード(0 =標準、1 =加算、2 =乗算、3 =画面)

 

LAYER 4 trees_ac 0 0 255 5 10 0 0

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上の表を参考にしながら、この文字列を読み解くと次のようになる。

LAYER 4 trees_ac 0 0 255 5 10 0 0

レイヤー画像として呼び出す・
ID4で・
ファイル名trees_acを
横速度0で・
縦速度0で・
不透明で・
プレイヤーより上に・
横移動10で・
縦移動0で・
標準の合成モードで・

風景の多重スクロールを表現する際にキモになるパラメーターは、縦横のシフトだ。 シフトは、画面が動した際に、レイヤー画像をどの程度動かすかを決める。自分がいる場所と、奥もしくは手前にあるオブジェクトを空間的に分けて表現するためには、ここを調整すればいい。

この値を、キャラクターに近いものほど高く、遠いものほど小さく設定すれば、画面に奥行きをつけることができる。

固定された答えはない。トライ&エラーで何度も試すのが一番だ。

上のコマンドで設定した、多重スクロールのテストプレイ動画である。
画像はしょぼいが一枚絵を動かしただけでは得られない奥行感が感じられると思う。

 

おわりに

 

2Dゲームでも、疑似的に三次元を表現する方法はある。
3Dゲーム全盛のこの時代に、2Dゲームを作る意味を考えながら、出来る限りの理想を詰め込んで自分がワクワクするようなツクール作品を作りたいものである。

さて、最後にこの素晴らしいプラグインを制作されたGalv氏に最大の感謝を申し上げたい。

そして、このポストを読んでくれたあなたにも、心からの御礼を。

どうもありがとう。

あなたの最高のツクールライフを願って。

砂塒雁治サトヤガンジ

 

【お知らせ】

現在、RPGツクールMVでドット絵2DRPGを制作しています。

そして、その活動を通してファンの方との交流、サスティナビリティ―の拡張を目的として、2018年7月にEntyというパトロンサービスにプロジェクトをローンチいたしました。

是非一度、遊びに来てください。 そして少しでも共感いただけたら、僕と一緒にゲーム制作の道をサポーターという形で歩いてみませんか。

下の画像をクリック頂ければ、プロジェクトページにつながります。

あなたのご来訪、心よりお待ちしております。

砂塒雁治サトヤガンジ

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