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僕が初めて「ショートカット」という言葉を覚えたのはSFC版スーパーマリオカートに興じていた1992年の夏のことだったと思う。このゲームに登場するマリオサーキット2というコースの終盤に立体交差のジャンプ台があったのだが、そこでやや左に飛びつつ2つ目のジャンプ台を経由してゴールへ突っ込む。というショートカットが、当時小学5年生だった僕と友人たちの間で流行っていた。
ただ勢いよく飛ぶという理由だけで、僕らはそのショートカットのことを「毛利さん宇宙へ」という名前で呼んでおり、でも今考えるとこれはローカルネタだったんだろうと思いつつも子どものネーミングセンスとイマジネーションの豊かさに感嘆した。というのがこの記事のタイトルをつけていた際に僕の脳裏をよぎった在りし日のモラトリアムと青春の風景の1ページである。というくだりから今日の話は始まる。

※マリカー発売が92年8月、毛利さんが宇宙へ飛んだのが翌月の92年9月であった。

 

presonus公認目標タイムはないが。

ミレニアムを過ぎた今でもショートカットはご健在だ。そう。今日のお題はレースゲームのショートカット。ではなく、作曲ソフトのショートカットだ。しかし目的はいずれも時間の短縮とその達成によって享受する超越感と充実感である。多分。

 

使用するショートカットにはヒエラルキーがある。その操作の使用頻度が高いこと。そしてマウスでの操作が煩わしいこと。この条件に合致するショートカットがピラミッドの頂点に君臨することになる。

これから紹介するショートカットには華やかさはない。地味である。スペースを押して再生/ストップレベルで質素だ。だからこそ重宝する。使用頻度マックス。成層圏越え確実なのである。早速、毛利さんも真っ青のS1のSSMEを見ていこう。

※ショートカット名の後ろの括弧はデフォルトのショートカットキーを表している。

 

1.インストゥルメントエディターを表示(F11)/チャンネルエディターを表示(shift+F11)

なんてったってコレ。インストゥルメントエディターはソフト音源をエディットするためのウインドウ。チャンネルエディターはプラグインエフェクトをエディットするためのウインドウ。出したり消したりの作業が頻出!デフォルトのキー割り当てが押しづらいので、僕は「I」と「U」にアサイン。

 

 

2.マウスカーソルを検索(Ctrl+スペース)

別記事でも書いてるのだが、これは感動もの。僕は発見したとき小おどりした。なんとこのショートカットを実行すると、マウスカーソルの位置へ、再生ヘッドがワープするのだ!そして、キーを押しっぱなしにしながらマウスを動かすと、再生ヘッドがマウスポインターに追従するのだ!神である。

 

3.ズームイン(E)/ズームアウト(W)/垂直ズームイン(Shift+E)/垂直ズームアウト(Shift+W)/フルズーム(Alt+Z)/ループへズーム(Shift+L)

シンプル。横に拡大縮小縦に拡大縮小である。
フルズームはアレンジメントビュー内のイベントを1画面に収めてくれるショートカット。ボタン1発で楽曲全体を見渡せる喜び。プライスレス。ループへズームは、ループ指定指範囲をアレンジビュー横一杯に拡大してくれる。縦の拡大は一切なし。ズームを制するもの、楽曲を制する。

 

4.エディター(F2)/コンソール(F3)/インスペクター(F4)/ブラウザー(F5)

エディターはピアノロールや波形編集をするためのウインドウ。コンソールはミキサー画面。インスペクターではトラック毎の音の詳細を設定できる。ブラウザーは音源、プラグイン、ループ等の素材を管理する画面。ヘビーユース!

 

5.ナッジ(Alt+右矢印)/後ろへナッジ(Alt+左矢印)/グリッドにスナップ(N)

ナッジは英語で「肘で軽く小突く」。ツンツンと押して、イベントやノートを移動させるのがその機能。微調整をする際にはドラッグ&ドロップよりも楽である。グリッドにスナップはイベントやノートを移動させる際にグリッド(縦線)に吸い付ける働きがある。オフにするとグリッドを無視して移動が可能。ナッジもその影響下にある。3つ合わせて覚えておくといい。

 

6.グローバルソロ(Ctrl+Shift+S)/グローバルミュート(Ctrl+Shift+M)

複数のソロ、複数のミュートを1発で解除するのがこのショートカット。ミュートもソロも全部解除したい時に大活躍。もう一回押すと解除前のソロ、ミュートに復帰する。

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まとめ

毛利さんも御年69歳だそうだ。
太陽系を飛び出した最初の人工物であるボイジャー1号は、地球から200億キロメートルの距離まで達しているという。
僕がマリオサーキット2を飛んでいたあの日から25年。しかし、いまだに人類はショートカットとともに歩んでいる。
そして多分、これからもずっと。

※冒頭のSSMEはSpace Shuttle Main Engine(スペースシャトルメインエンジン)の略で、しかもアナロジーとして成立していないという体たらく。でも押し通す!それこそ勢いで!

 

初稿2017.09.07

 

2018年7月22日追記

現在、RPGツクールMVで自作ゲームを制作しています。

そして、その活動を通してファンの方との交流、サスティナビリティ―の拡張を目的として、2018年7月にEntyというパトロンサービスにプロジェクトをローンチいたしました。

是非一度、遊びに来てください。
そして少しでも共感いただけたら、僕と一緒にゲーム制作の道をサポーターという形で歩いてみませんか。

下の画像をクリック頂ければ、プロジェクトページにつながります。

あなたのご来訪、心よりお待ちしております。

砂塒雁治

 

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